忙しい日常の中で、「頑張った自分へのご褒美に美味しい日本酒を楽しめたらな」と思ったことはありませんか?
特に休日前の夜、お風呂上がりに冷たいお酒をくいっと一杯飲めたら、疲れた体に最高のご褒美になりますよね。
しかし、仕事終わりにわざわざ酒屋まで足を運ぶのは、少し面倒に感じるかもしれません。
そんなときに頼りになるのが、身近なコンビニです。
お弁当や飲み物のイメージが強いコンビニですが、実は良質な日本酒も取り揃えていて、本格的な味わいの日本酒を手軽に購入できるのです。
そこで今回は、コンビニで購入できる、甘口でフルーティーな日本酒を以下の6つに厳選してご紹介します。
お近くのコンビニで手軽に購入できるので、ぜひ次回の買い物の参考にしてみてくださいね。
【コンビニで買える】おすすめのフルーティーな甘口日本酒
コンビニで購入できる、甘口でフルーティーな日本酒を6つ厳選してご紹介します。
佐浦「ぼとる 浦霞」
享保9年に創業した宮城県塩竈市の老舗酒造、株式会社佐浦。
佐浦の人気商品「ぼとる 浦霞」は、柔らかな旨みが広がる生貯蔵酒です。
生貯蔵酒とは、貯蔵前は火入れをせずに出荷前に一度だけ火入れするお酒のことで、フレッシュで軽めな味わいが特徴です。
「ぼとる 浦霞」は、口に含むと甘い香りがふわっと広がります。
甘さを強く感じるものの、ベタベタせずすっきりとしているので食事と一緒に飲んでも邪魔になりません。
おすすめの温度は5℃〜20℃の冷やした状態。
甘味があるので、さっぱりとした漬物と合うでしょう。
他にも、コクのあるチーズと合わせると、白ワインのようなフルーティーな味わいを楽しめます。
宝酒造「松竹梅白壁蔵 澪」
宝酒造から販売されている「松竹梅白壁蔵 澪」は、米と米麹から生まれたスパークリングタイプの日本酒です。
日本酒特有のお米の旨みとフルーティーな甘い香りに、シュワシュワっと弾ける炭酸が絶妙にマッチしていて、ついつい手が伸びてしまう美味しさが特徴です。
アルコール度数は5%と低いので、初心者の方でも飲みやすくチャレンジしやすいでしょう。
澪には、青いボトルに青いラベルの「澪」と、青いボトルに白いラベルの「澪 Clear」の2種類があります。
どちらもスパークリングタイプの日本酒ですが、それぞれ特徴が異なります。
「澪」は、マスカットのような香りと優しい甘味。
「澪 Clear」は、りんごのような香りと爽やかで甘いすっきりした味が特徴です。
その日の気分でどちらの「澪」を買うのか決められるのは、嬉しいポイントですよね。どちらとも軽く飲みやすいので、食前酒やチョコレートなどのデザートと一緒に楽しむのもおすすめです。
月桂冠「星月夜」
「星月夜」は、月桂冠とファミリーマートが共同開発した、ファミリーマートでしか買えない甘口の日本酒です。
商品名の由来は、星月夜の大和言葉。
「月が出ていなくても星の輝きだけで明るい月夜のように明るい夜」を意味することから、少し特別なときに、少し特別なお酒をゆったり楽しんでもらいたいという思いが込められているそうです。
「星月夜」の特徴は、アルコール度数を抑えた優しい飲み口で、日本酒に慣れていない方でも飲みやすいこと。
甘味と酸味のバランスが取れていて、フレッシュで甘酸っぱい果実感がある香りが感じられます。
和食はもちろんのこと洋食との相性も抜群なので、「星月夜」が一本あるだけで食事時間がより一層楽しめるようになるでしょう。
また、スパークリングタイプも発売しているので、気分に合わせて購入できるのも嬉しいポイントです。
朝日酒造「朝日山 純米吟醸
新潟県長岡市にある老舗の蔵元、朝日酒造株式会社が手掛けるファミリーマート限定の純米酒です。
全国的に有名な銘柄「久保田」を手掛ける朝日酒造が高い技術を発揮して作ったこちらの純米酒。
甘味があるもののベタつかずすっきりと軽やかな口当たり、そして膨らみのある豊かな味わいが特徴です。
ほのかなアルコール感と少しの苦味がアクセントとなり味を引き締め、その後にまるで蜜のような華やかな香りがふわっと鼻を抜けます。
冷酒や常温、ぬる燗、どの温度でも美味しく飲めるのも魅力の1つ。
季節を問わず楽しめるため、お酒のシーンや気分に合わせて選べるお酒です。
おすすめの肴は、淡白な白身魚のカルパッチョ。
お酒の甘味が魚のさっぱりした味わいを一層引き立ててくれるでしょう。
また、鶏皮やねぎまなどの脂ののった焼き鳥とも相性が良く、すっきりした日本酒の味わいが鶏肉の脂をさっぱりと軽やかにします。
玉乃光酒造「玉乃光 酒塊」
延宝元年(1673年)に和歌山で創業し、後に水どころである京都伏見に移った「玉乃光酒造」。
良い米と水、麹だけを厳選し、できる限り昔ながらの手作業にこだわって酒造りを行っている老舗酒造です。
そんな「玉乃光酒造」の大定番の日本酒が、こちらの「玉乃光 酒塊」です。
「玉乃光 酒塊」は、兵庫県特A地区で栽培された最高級の山田錦を100%使用した贅沢な純米吟醸酒。
旨みと酸味がバランス良く、華やかな香りが特徴で、主張しすぎずどんな食事にも合うので、晩酌としておすすめの一品です。
日本盛株式会社「生原酒純米大吟醸ボトル缶200ml」
こちらの「生原酒純米大吟醸ボトル缶」は、日本盛株式会社が提供する日本酒です。
生酒とは、通常日本酒を作るのに行う「火入れ」と言われる加熱処理しないタイプの日本酒で、日本酒本来のフレッシュな風味を楽しめるのが特徴です。
また、こちらはアルコール度数を調整する「割り水」を行わない原酒なので、濃厚な味わいが楽しめます。
日本盛の生原酒シリーズは、「本醸造」「大吟醸」「純米大吟醸」「純米吟醸」の4種類がラインナップされています。
その中でも甘口でフルーティーな香りが際立っているのが「純米大吟醸」。
「純米大吟醸」の日本酒度は−7と甘口であり、純米大吟醸らしい華やかで芳醇・濃醇なフルーティーな味わいなので、女性や日本酒を飲み慣れていない方でも飲みやすいでしょう。
おすすめの温度は、フルーティーな香りがより一層強まる冷酒。
ボトルに詰められているので、家だけではなくアウトドアでも気軽に楽しめるのが魅力のボトルタイプの日本酒です。
【コンビニで買える】初心者におすすめなのは「白鶴 大吟醸」
コンビニで購入できるお酒の中でも、甘口で初心者でも飲みやすいおすすめな日本酒は、「白鶴 大吟醸」です。
こちらの「白鶴 大吟醸」は、神戸市灘区にある老舗酒造「白鶴」が作る大吟醸酒。
「ワイングラスで美味しい日本酒アワード2021メイン部門」や「日本モンドセレクション2021」で金賞に輝いた実績もあり、実力は折り紙付きで多くの人から愛されています。
りんごを思わせるフルーティーで華やかな香りが特徴で、まるで白ワインのような味わいが楽しめます。
冷酒として飲むのがおすすめで、ワイングラスを使えば華やかな香りをより一層強く感じられるでしょう。
チーズやハンバーグといった洋食とも相性が良いので、日常の食卓用としてもおすすめです。
大吟醸酒は高級なイメージがありますが、こちらの「白鶴 大吟醸」はコンビニで手軽な価格で購入できるのが嬉しいポイントです。
奈良春日山酒造ならフルーティーで美味しい日本酒が
ここまで、コンビニで購入できる甘口フルーティーな日本酒についてご紹介しましたが、奈良春日山酒造にもおすすめのお酒があります。
それが、こちらの「大吟醸ご香酒」です。
「大吟醸ご香酒」は、奈良県産の米「ひのひかり」を100%使用して旨みがぎゅっと詰まった大吟醸酒。
精米歩合50%まで磨き上げた米と、春日大社の聖域として守られ続けている春日山原始林の澄んだ地下水をじっくり丁寧に低温発酵させて作っています。
そのため、雑味がなく米本来の旨みが凝縮された贅沢な味わいが特徴です。
アルコール度数は16%、日本酒度は+3でやや辛口ではありますが、フルーティーで上品な香りなので、どなたでも飲みやすいお酒と言えるでしょう。
おすすめの飲み方は冷酒。
冷やして飲むことで華やかで芳醇な香りがより一層強まります。
「大吟醸ご香酒」は、鮃や鯛などの淡白な白身魚のお刺身や生ハムメロン、天ぷらなど、素材の味を活かしたシンプルな料理との相性がバッチリ。
毎日飲んでも飽きのこない軽やかさなので、晩酌用としておすすめです。
冷蔵庫に常備しておけば、毎晩の食事が贅沢で特別な時間になるでしょう。
「どの日本酒を買おうか悩んでいる」という方は、奈良春日山酒造の「大吟醸 ご香酒」をぜひご賞味くださいね。