奈良春日山酒造は、世界遺産「春日山原始林(かすがやまげんしりん)」の山麓にあり、
春日大社の神山として古くから保護されてきた原始林の恵み豊かな水が流れていると言われています。
この土地でつくられた清酒は室町時代には「南都諸白(白米仕込みの奈良酒）」として人気を博していました。

時代の流れとともにうつろぎ、消えつつあった奈良酒でしたが、
酒母復活プロジェクトにより、1999年、この清酒発祥の地で奈良酒は蘇り今日に至っております。
これからも受け継がれる奈良酒の伝統と技術に革新を調和させ、奈良が誇る酒造りの歴史を今に伝えてまいります。